運動能力(6分間歩行)解析装置


fig.c

安静時や労作時の息切れ、呼吸困難は心機能低下による心不全や慢性的な呼吸器疾患の症状として現れます。しかし、単なる運動不足や心理的なストレス下でも感覚として息切れ(多くは“すぐだるくなる”という訴え)や呼吸困難(多くが”酸素が足りない感じ“)を訴えることは稀ではありません。心肺機能が低下した際の呼吸困難は血中酸素飽和度の低下がその原因となります。この運動能力解析装置では運動負荷時に心拍と同時に血中酸素飽和度をリアルタイムにモニターしレポートにまとめます。心肺機能が正常であれば運動負荷を行い心拍が増加して息切れなどを訴えたとしても血中酸素飽和度の低下は現れません(fig.c)。
しかし、慢性心不全や閉塞性肺疾患が背景にある場合は血中酸素飽和度の低下が症状に並行して確認されます(fig.d)。


fig.d

また高度な心肺機能低下がある際には6分間の歩行を行い酸素飽和度の低下や歩行距離などで運動能力を評価します(6分間歩行テスト)。薬物治療やリハビリテーションの効果を判定するためにも有効です。