左心不全


fig.5

fig.9

左心の役割は肺からもどる動脈血を大動脈に送り出すことです(fig.5)。心筋梗塞、心筋症、弁膜症などの心疾患、あるいは貧血、高血圧、持続性不整脈などが原因で、肺から流入する血液を左心が適切に拍出することが出来なくなると、血液は左心の手前に位置する肺に溜まる(肺うっ血)ようになります(fig.9)。この病態が左心不全で肺うっ血のため呼吸が障害され、息苦しさを主体とする症状が出るようになります。

 ● 軽症: 労作をした際の息切れ感、夜間の尿量増加
 ● 中等度: 痰を伴う咳、安静時の息切れ感、夜間に呼吸困難出現
 ● 高度: 喘鳴、起座呼吸、ピンク色の痰(血痰)

診断:

心臓超音波検査血液検査(BNP測定)、胸部レントゲン(心臓の大きさ、肺鬱血・胸水の有無)、運動能力解析装置