急性心筋梗塞


fig.3

動脈硬化(アテローマ形成)により脆弱となった血管内膜に亀裂などの傷が生じ(アテローマ破裂)、そこに血栓ができることで(血小板凝集→血栓形成)冠動脈が突然閉塞することで発症します(fig.3)。冷汗を伴い、"死を予感する"と表現される重篤感のある胸痛が持続します。この痛みに対して亜硝酸剤は効果がありません、死亡リスクの高い極めて危険な病態です、直ちに救急車を呼んで下さい。


fig.4

急性期を乗り切り、退院した後を陳旧性心筋梗塞とよびます。陳旧性心筋梗塞では急性期に壊死した心筋の程度により心機能障害の程度が左右します。(fig.4)

診断:

特徴的な胸痛、心電図変化、血液検査(トロポニン陽性、CPK上昇など)、心臓超音波検査(心室壁運動評価)